赤ちゃんや子供と一緒の子連れ海外旅行には、クレジットカード付帯の海外旅行保険は欠かせません!

2020年3月31日

海外旅行はとっても楽しいのですが、いざというときの備え、海外旅行保険については、あれこれどうしようかと悩んだりしていませんか?特に、赤ちゃんや子供と一緒に出かける子連れでの海外旅行となると、赤ちゃんが急に熱を出したり、子供が不意にけがをしたり、といったことがよくありますので、心配になりますよね。

それでも、海外旅行保険に入ろうとしたら、たった数日間の海外旅行なのに意外と保険の値段が高いと感じたりしませんか。それでも、クレジットカード付帯の海外旅行保険はどこまで保証されるのかよくわからないと感じたりしますよね。

結局、面倒くさいから海外旅行保険なしでいいや!っと海外旅行に出かけてしまうことも多いのではないのでしょうか。実は、わたし自身がそうだったのですが…

でも、海外旅行で初めてロストバゲージになってしまったときたまたま持っていたクレジットカードに付いている海外旅行保険を使うことができたのですが、とっても助かりました。そんなことがあってから、海外旅行保険のことをいろいろと勉強して、今ではとっても頼りにしています

・ロストバゲージにあってしまい、着替えがない!
・子供がけがをしてしまい、どうしよう!!
・大切なデジカメをうっかり落としてしまい、壊れた!!!

そんな身近なトラブルに、とっても頼りになるのが、海外旅行保険です。

そこで、安くお得に、海外旅行保険に加入する方法や、メリット・デメリット、そして、実際にどのように活用したのか、といったことを、わたし自身の体験も交えながらご紹介して、赤ちゃん連れ、子供連れで海外を旅行する、同じ悩みを持つ方のお役に立つことができればと思っています。

実際のところ、海外旅行保険の出番はあるの?

わたしたちは、配偶者と小学生低学年、幼稚園児の4人家族となります。みんな旅行が大好きなので、子供ができる前も、子供が生まれてからも、何度となく海外旅行に出かけています。

なので、子連れで海外旅行に行った回数はかなり多いと思うのですが、実際に海外旅行保険のお世話になった機会は、そんなに多くはないというのが正直なところです。

例えば、子連れでの海外旅行中、子供が熱を出したことは何度かあります。それでも、37度程度の熱なら、持参した風邪薬飲ませてホテルで休ませるくらいで、わざわざ病院に連れて行ったりしませんでした。わたしたちは、日本で生活していてもそんな感じですから、海外だからといって特別な対応はしません。

それでも、赤ちゃんや子供と一緒に海外に行くときには、海外旅行保険に入っているという安心感がとても大きいので、海外旅行保険に入っておくにこしたことはないと思います。まさに、いざというときの備えですね。

よく使う保険は、医療費の補償ではなかった

海外では医療費が高額となりますので、医療費を保険金でまかなうために海外旅行保険に入っておいた方が良いとよく言われています。それでも、わたしたちの場合、幸いなことに、これまで海外旅行のときに海外で病院にお世話になったことは1回だけでした。

そのときは、治療費と薬代を合わせても2万円程度でしたので、お金の面での負担はそこまで大きくなかったのですが、海外旅行保険に24時間日本語で相談可能なサポートサービスがあったという点が、とても助かりました。

いざ病院に行かなければ、という状況は突然やってきます。そんなとき、海外の病院に行くのは、多少英語ができたとしても、正直いってハードルが高いです。

例えば、どこに病院があるのか予約は必要なのか日本語対応はあるのか、などなど、心配になることはいくつでも思い浮かびます。そんなときに、海外旅行保険に入っていれば、日本語で保険会社の担当の方と相談することができますので、本当に心強いです。

注意が必要な点としては、よく知られていることなのかもしれませんが、妊娠に関するものや歯科疾患旅行前から発病していた病気には適用されません。私としては、妊娠中であっても、安定期などに無理せず海外旅行に行くことは、決して悪いことではないと思っていますが…

妊娠をカバーする海外旅行保険がなければ、いざというときかなり困ることになると思いますので、そのような保険が普及すれば良いなと思っています。もちろん、旅行先によっては簡単に医者にかかることができない環境だったりしますので、妊娠中の旅行は、保険があってもなおリスクは残ると思います。

一番出番が多いのは、携行品損害の補償

実際に出番が多かったのは、携行品損害の補償です。持って行った身の回りの品が破損した場合に修理代などがまかなわれるものですが、海外でカメラを落として壊したり、携帯をトイレに落として壊したりしたときに、お世話になりました。

海外でカメラを壊してしまうと、それ以降の写真が撮れなくなってしまう上に、これまで撮影した写真も消えてしまうことがありますのでので、ショックが大きいです。それでも、帰国後に修理代がまかなわれれば、少しはダメージが癒やされるというものです。

いざというとき役に立つ、受託手荷物遅延補償

そして、これまで2度ほどロストバゲージに遭遇しているのですが、そのときには、受託手荷物遅延補償で身の回りの品をまかなうことができて助かりました。楽しみにしていた海外旅行でロストバゲージに遭遇すると、激しくへこんでしまうのですが、せめて必要なものを現地で調達し、旅行を継続できるようにすることが必要だなと実感したところです。

使ったことがない補償

死亡補償後遺障害補償を使うような場面は、よっぽどのことがない限り遭遇しませんし、実際に私もお世話になったことはありません

それに、死亡時や障害になったときの補償が必要だと思われる方は、日頃から生命保険に加入して備えているかと思いますが、一般に、生命保険は、海外であっても国内と同様に、約款の規定にもとづき保険金が支払われることになりますので、日頃から加入している生命保険に加えて海外旅行保険に加入して補償金額を上積みする必要性はあまりないと思います。

賠償責任保険金も使ったことがありませんが、これは、レンタカーなど車両の使用に起因する事故が補償の対象外となるためだと思います。

賠償責任保険金とは、「海外旅行中に誤って他人を死傷させたり、他人の財物(レンタル業者から被保険者が賃借した旅行用品を含みます)を壊したため、法律上の賠償責任を負った場合」とされています。

車の運転中以外で他人にけがをさせたり、他人のものを壊したりする機会は、日本で生活していてもあまりありませんから、海外旅行中という限られた期間だと、なおさら機会がないのかもしれません。

まとめ

海外旅行保険の出番はそんなに多くはないと思っているのですが、それでも、何かの時の備えとしてきちんと加入しておくことが安心につながるのかなと思います。特に、必要となった費用が補償される、という金銭的な安心感だけでなく、日本語による24時間のサポートが受けられるという点は、精神的な安心感につながりますので、いざというときに大変頼りになります。

安くてお得な海外保険の加入方法【おすすめはクレジットカード付帯の海外旅行保険】

海外旅行保険、誰しも加入しておいた方がよいとはわかっているとは思いますが、そもそも、どのような内容があれば良いのかわかりにくいですよね。それに、短期間の海外旅行にもかかわらず保険料が割高になってしまうという問題があると思います。特に、赤ちゃん連れ、子連れでの家族旅行となると、人数分、あるいは家族をパッケージとした海外旅行保険に加入する必要があるので、それなりの負担額になりますよね。

なので、安く、お得に海外旅行保険に入ることができる方法を、わかりやすく2つご紹介したいと思いますが、おすすめはなんといっても、クレジットカード付帯の海外旅行保険です。クレジットカードを発行するだけで、自動的に、海外旅行保険が付いてきますので、難しいことは何もありません

クレジットカード付帯の海外旅行保険

私が初めてお世話になった海外旅行保険もそうだったのですが、クレジットカードによっては、海外旅行保険が自動で付帯している場合があります。

海外に行くとき、現金に加えてクレジットカードを持参する方は多くいらっしゃると思いますが、クレジットカードによっては年会費無料であっても充実した海外旅行保険が付帯している場合があります。つまり、年会費無料のクレジットカードに加入すれば、実質的な負担なしで、海外旅行保険に加入することができるというわけです。とってもお得ですね!

ただし、クレジットカードの種類によって、海外旅行保険の対象範囲上限金額が異なってきますので、ご自身のニーズに合ったクレジットカードを選ぶことが重要になってきます。特に、クレジットカード付帯の海外旅行保険の場合、それぞれの補償内容の上限金額が低めになっていることが多くなりますので、何枚かのクレジットカードに付帯する海外旅行保険を上手に組み合わせることがポイントとなります。

インターネット申し込みの海外旅行保険

各損害保険会社ともに力を入れているのが、インターネットから申し込みができる海外旅行保険です。

以前の海外旅行保険は、保険会社ごとに決まった保証内容のパッケージ商品が販売されており、保証内容について取捨選択がしにくく、結果として、保険料が高額となることが多くありました。

今では、インターネット経由で簡単に保険に加入することができるのですが、その際、補償の上限額やオプションプランの取捨選択をすることが可能となりますので、自分が必要とする補償内容だけ選んで加入することができ、結果的に、必要最小限の保険金額とすることができます。

また、海外旅行保険が必要になれば、インターネット経由で、すぐに加入することが可能になります。クレジットカード付帯の海外旅行保険の場合、クレジットカードに申し込み、カードが発行されるまで数日から数週間は必要となりますから、すぐに加入することができるという点は、インターネット経由で海外旅行保険に申し込む際の大きなメリットだと思います。

とはいえ、3日間程度の保険でも数千円程度する場合があり、家族旅行の場合なんかには、人数分合計して相当な負担になりますので、ためらう方も多いのではないでしょうか。

まとめ

インターネット経由での海外旅行保険だと、自分が必要とする保証内容を選ぶことになりますので、必要十分な保証内容を、最小限の費用でまかなうことが可能となります。とはいえ、使う機会があるかどうかわからない海外旅行保険ですから、できるだけ安く、最低限の補償だけ持っておきたいという方であれば、なんといってもクレジットカード付帯の海外旅行保険がおすすめです。

クレジットカード付帯の海外旅行保険で一番重要なこと

クレジットカード付帯の海外旅行保険で、一番重要なポイントは、自動付帯となっているか、利用付帯となっているか、という点です。この点だけは、忘れずに確認するようにしましょう。

そして、補償の対象となる範囲クレジットカードの名義人本人だけなのか、赤ちゃんや子供といった家族もカバーされるのか、補償の上限額はいくらなのか、についても、確認することが重要です。

自動付帯か利用付帯か

自動付帯とは、クレジットカードを持っているだけで海外旅行保険が適用されることです。クレジットカードに申し込み、所定の審査を経て、入会することで、クレジットカードが発行されると思いますが、クレジットカードが発行されれば、自動的に海外旅行保険が適用されるという状態になります。

このように、自動付帯であれば、クレジットカードを作ったのにうっかりしていたので海外旅行保険が適用されない、といった事態を防ぐことができます

利用付帯とは、クレジットカードを利用して海外旅行に必要となる航空券等を購入した場合など、一定の条件を満たした場合に限って、そのクレジットカードに付帯する海外旅行保険を利用できるというものです。

逆に言えば、クレジットカードに海外旅行保険が付帯されていても、航空券等の購入といった条件を満たさない限り、海外旅行保険の利用はできないということです。このため、うっかりしていたので海外旅行保険が使えない、という事態が生じるリスクがありますので、利用付帯の海外旅行保険はおすすめできません

年会費が無料のクレジットカードや、年会費が安いクレジットカードには、海外旅行保険が利用付帯となっているものが多いので、しっかり確認するようにしましょう。

家族も補償の対象範囲になるか

クレジットカード付帯の海外旅行保険は、クレジットカードを持っている本人に限って適用されるものが多いのですが、家族まで含めてカバーする海外旅行保険が付帯しているものもあります。

配偶者であれば配偶者本人の名義でクレジットカードを発行することで、配偶者に海外旅行保険を付帯させることも可能ですが、未成年の子供名義でクレジットカードを発行することは困難なので、子連れでの海外旅行となる場合には、必ず、家族もカバーする海外旅行保険が付帯したクレジットカードを選ぶ必要があります

ロストバゲージでも慌てない、航空便遅延費用損害(寄託手荷物遅延損害)の補償

国内旅行ではほとんど聞かない話ですが、海外旅行に行って、ロストバゲージになったという話はよくあります。実際、わたしたちもこれまで2回ほどロストバゲージになったことがあります。

そのようなとき、航空会社によっては補償がほとんどなく、楽しいはずの海外旅行が不便でさみしいものになったという話もよく聞きます。

ですが、海外旅行保険に、航空便遅延費用損害の補償として、ロストバゲージ(海外旅行保険では寄託手荷物の遅延といいます)による損害が補償されれば、海外現地でお金の心配をすることなく、必要な衣類や身の回りの品を買うことができますので、ダメージを最小限に、旅行を続けることができるようになります。

この、航空便遅延費用損害の補償も、年会費が無料だったり、年会費が安いクレジットカードでは付いていないものがほとんどとなりますので、上手にクレジットカードを選ぶ必要があります。

補償の上限額が低すぎると心配になる場合

海外での医療費は、かなり高額になると言われています。入院するような状態にもなれば、欧米だと数百万必要だという話も聞きます。例えば、クレジットカード付帯の海外旅行保険では、医療費の補償の上限額が、100万円から200万円となっている場合も多く、これだけだと少し心許ないというのが正直なところです。

でも、上限額を引き上げることは可能です。単純に、複数のクレジットカードに加入すれば、それぞれのクレジットカードに付帯している海外旅行保険の上限額が合算されるからです。

例えば、Aカードの医療費の補償上限額が100万円Bカードの医療費の補償上限額が200万円だとすると、合算することができますので、合計で上限300万円の保険に加入しているのと同等となります。このため、複数のクレジットカードを持てば、それだけ上限額の合算が可能となるので、別途海外旅行保険に加入する必要はなくなります。

ただし、死亡保障や後遺障害に関しては合算することができませんので注意が必要です。複数の海外旅行保険に加入していたとしても、最も上限額が高いものが補償金額の上限となります。ですが、そもそも、これらの補償が必要な方は、日頃から生命保険に入っているでしょうから、あまり問題にはならないと思います。

まとめ

クレジットカード付帯の海外旅行保険の場合、何枚か合わせて持つことで手厚い補償を受けることができるようになります。いくつか自信を持っておすすめすることができるクレジットカードをご紹介したいと思いますので、特に子連れでの海外旅行に行かれる方は、必要十分な備えをして海外旅行を満喫したいですね

TABIHISA一家では、これまでご説明してきたことを満たすものとして、そして、海外旅行に連れて行く子供たちへの最低限の備えとして、少なくとも、SPGアメックスカードと、ヒルトン・オナーズVISAゴールドカードの2枚を常に保有しています。このように、クレジットカードを何枚か持つことで、安心して海外旅行に出かけることができるようになります。